『指輪オーダー(デザイン工房AmE‘S)』
(宝石日誌第194回(2023年 8月
1日)より)
イベントがあるごとにお邪魔させていただいている「デザイン工房AmE‘S」さんで、メンズの指輪の製作をお願いしました。
私の場合は、持っている石の中から指輪にしたいものを選び、現物を持参してデザイナーさんと打ち合わせをし、それなりに時間をかけてデザインを固めました。
そもそも男物の指輪というものが、おそらく女性用の数百分の1くらいしかない小規模なマーケットで、結婚指輪等を別にすれば、そこには誰もが認めるデザインのスタンダードのようなものがないように思います。
とりあえず自分用としては、メンズということで少し武骨めに、と考えて、太めのアームに石三つを一直線に配置することにしました(デザイン画参照)。

何なら、腕時計のジャガー・ルクルトの定番「レベルソ」のように、宝石を裏返すと違う石が現れるとか、遊べる仕掛けがあってもいいくらいです(今回は諦めましたが)。
また、メレ(超小粒)ダイヤで取り巻いたり、プラチナのアームにタガネやノミを使ってミル打ちをしてアクセントにしたり、といった装飾はなしにして、素材を活かした簡素なデザインとしました。
その後、私も会ってお話を聞いたことのある職人さんにお願いして製作にかかっていただきました。
1〜2か月くらいで完成し、このほど手元に届きました。



石3石はすべて埋め込みにしています。通常だと石を取り付けた部分は、底に光穴と呼ばれる穴をあけて、光をより多く取り込めるようにするのですが、今回センターには穴をあけていません。
出来上がってみると、細かい装飾は確かに不要だったと思うのですが、例えばアームをタガネ打ちにしたり、デザイン的に曲げたりといった、雰囲気を崩さないざくっとした加工は、今思うとあってもよかったかもしれません。
とはいえこれで、オーダーメンズジュエリーの初号機完成です。
なお、使った石の種類はまた明日以降に書きます。
【散歩とか】
明け方に雨が降ったので、ほんの少しだけ過ごしやすい朝でした。
でも朝散歩は近場で。ルビーもそんなに遠出はしたがりません。

夏を彩る花のトップの一つ、サルスベリが満開でした。
