『輝くトルマリン』
(宝石日誌第187回(2023年7月 20日)より)
昨日届いたばかりの新顔の石を用いて、また一つ指輪を作りました。


すっきりした薄荷色で、のぞき込むと中心にほんのり青を秘めています。
インクルージョンやクラックがそこそこ目立ちますが、内側からにじみ出る輝きが欠点を補っています。むしろキラキラとした輝きが、クラックなどで拡散して、ふんわりと穏やかな光に変化している印象です。
好き嫌いはあると思いますが、なかなか美しい指輪になったのではないかと感じています。
この石はトルマリンです。
パライバトルマリンとして購入したのですが、鑑別書はありません。もしかすると銅の内包がないミントグリーントルマリンかもしれません。
鑑別に出せばはっきりしますが、それで石の見た目が変わるわけでもないので、多分出さないと思います。
この石を指輪に組み付けるときに、「ある工夫」をしました。割といい結果になりました。
写真を見て気付いている方もいらっしゃると思います。
この指輪、石をダブレット(張り合わせ)にしています。
センターストーンのトルマリンの下に、アイスブルーのモアッサナイトを隠してセッティングしました。
プロと違って、接着面を両方平らに削って擦り合わせるなどの手間はかけていませんので、側面をじっくり見れば、上下で石が違うことはすぐわかると思います。
以前偽物の鑑別書がついた張り合わせ石の「一見ロイヤルブルーサファイア」を買ってしまったことがあります。
騙すつもりで見栄えを良くするのは論外ですが、自分で楽しむ分には、2つの石が個性を引き立て合う張り合わせ石仕立ても大いにあり得るだろうと思います。
【散歩とか】
外に出ると風があって、意外に快適な朝でした。
6時過ぎにルビーと散歩していると、近所のわんこたち何人かと会えました。(暑い日だとまったく出会わないことも多いです)
