『三連石留めに挑戦(ハンドメイド)』
(宝石日誌第162回(2023年4月30日)より)
これまで、指輪もペンダントも、一つの石を中心に据える「ソリテール」で作ってきましたが、昨日初めて、小さなルースを3つ連ねて指輪にセットしてみました。
三連の指輪空枠は種類が少なく、使える石は3.2 ± 0.2mm径のラウンドのものに限られます。
最初に選んだのは、以下の3石です。
・パロットクリソベリル 薄い黄緑
・デマントイドガーネット 明るい緑
・ウィンザーサファイア ピンク

三連で石を留める場合、一石あたりの爪の数が減って固定の難易度が上がります。
また、石の高さが違っているせいで浮き上がりやすく、接着剤での接着と、爪で押さえるのとを併用する必要がありました。
昨日の夕方に作業して、一晩接着剤を乾燥させ、今朝方出来栄えを確認しました。
今回、比較的似たトーンの、柔らかい黄緑、緑、ピンクを並べてみたわけですが、仕上がってみると、思ったより印象が薄く感じられます。
パステル調の石を使うときには、どれか一つだけでも鮮やかな色合いにした方が、お互いを引き立てあって良いのではないかと感じました。
そこで、石を一つ外して入れ替えることにしました。
外したのは黄緑のパロットクリソベリル、追加したのは濃い青緑色のアレキサンドライトです。

深青緑→明るい緑→ピンクと、段階的に色が変わります。やはりこの方が引き締まった印象になります。
また、アレキサンドライトは変色性があるので、白熱灯で照らすと紫を帯びた濃いピンクに変わります。

こうなると、中心が緑で、両端がピンクになり、これはこれで悪くない配色です。
ちょっとした変化に遊び心がのぞいて、ぐっと良い取り合わせになったように思います。
他に、長方形・ステップカットのレッドジルコンも指輪にしてみました。
長方形、正方形の空枠も種類が少ないので、あまりサイズは選べません。

ハンドメイドを意識するなら、ルースは円形(ラウンド)か楕円形(オーバル)が扱いやすいですね。
【散歩】
今週はおおむね晴れた日が多かったですが、夕方に少し強めの雨になる日もありました。
昨夜から今朝にかけても、そんなパターンの雨でした。
空模様やルビーと相談しつつ、雨がしっかり上がってから散歩に出ました。


ルビーのお腹の調子は大体良くなりました。
ご近所の玄関先で、ヤマボウシが控えめに花をつけていました。
