『ハンドメイド失敗編』
(宝石日誌第161回(2023年4月26日)より)
最近、手持ちのルースを指輪などの枠に手作業で組み付けるアクセサリー作りをしていますが、中には失敗もあります。
例えばこの石の場合がそうです。
ミントグリーントルマリンで、ネットフリマから入手しました。

持ち主は元々アメリカからいくつかパライバトルマリンを取り寄せたそうなのですが、日本宝石科学協会に鑑別を頼んだところ、銅の含有がない普通のトルマリンとの結果が出たそうです。
そういった数奇な運命?をたどった石は嫌いじゃないので購入しました。
これを先日指輪に仕立てたのですが、どうも指輪の形には合わなかったというか、ちょっとこれは失敗かなと思う結果になりました。

一つには石の形の問題です。
大きさの割に厚みがあって、台にあてがっても浮き上がってグラグラし、位置が定まりません。
接着剤を少量使って軽く固定してから、爪を倒して組み付けましたが、それでも石が少し一方向に傾いた状態になりました。
また、一度身につけて使用感を確認したのですが、
・ペアシェイプの尖った箇所がよく引っかかる
・色が薄くテーブル面が広いので、肌の色が映ってしまう
といった問題がありました。

(この写真でも、下に敷いた紙の青が裏映りしています)
最後の裏映りの問題は、指輪の下の開いた箇所に何か貼ったり、石の裏側を青か緑に塗ってしまったりすれば解決するかもしれませんが、それもどうかという気がします。
最終的には指輪から石を外すことにしました。

石と指輪空枠のそれぞれの落ち着き先を、これからまた考えます。
【散歩】
今朝はいい天気で、ルビーも足取り軽く散歩していました。


まだ少しお腹がゆるいのですが、まずまず元気で、今日も一杯歩きたがったのを、適当なところで抱き上げて家に帰りました。