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『自分でできるルース加工C(指輪・ペンダント)』 

宝石日誌第122回(202321日)より)


手持ちのルース(裸石)に活躍の機会を与えるべく、石の付いていないリングやペンダントトップを買って、ハンドメイドでセットします。

作業はほぼ石留めだけなのですが、これが中々思ったよりも難しいのです。
宝石を傷つけず、アクセサリー側の金属も不用意な曲げ方になるのを避けて、適切な方向と高さを保って、締め方はきつ過ぎず、ゆる過ぎず・・・と、気をつけるポイントが多いです。
(既に誤って一つ指輪の爪を折っています)

以下が作業例です。

<指輪に加工>
◯ネオンブルーアパタイト 6
×4mm オーバル(楕円形) 青

石取れの指輪が格安で売られていたのを購入し、合うルースをセットしました。
デザインが華美だと家族に嫌気され、フリマソフトへ出品という結論に。

 

 

◯ツァボライト 5×4mm オーバル 緑

保管していた指輪が、使う前に石が取れてしまったので、手持ちのツァボライト(グリーンガーネット)を合わせました。
すぐ取れただけあって、指輪は元々カットのある石をしっかり留められないタイプのものでした(プロング()が短い)。
美しさを損ねるのに目をつぶって、接着剤を使いました。幸い娘が気に入って、使ってくれる予定です。

 

 

◯アメシスト 10.7×7.7mm オーバル  

宝石の中で光がうまく反射するように、裏側に規則的な溝を彫り込んだ“コンケーブカット”のアメシストをセットしました。
このカットを活かすには、外光を多く取り込めるデザインがいいと思っての起用です。

 

 

<ペンダントトップに加工>

◯クリソベリル 8.0×6.0mm オーバル 薄黄色

控えめながら私の好きな石です。クリソベリルの変種で、変色性があるものをアレキサンドライトと呼びます。
主石を取り巻くメレ(微小粒)のキュービックジルコニアが、クリソベリルの上品な輝きに華やぎを添えています・・・と、私は思ったのですが、妻と娘にはごちゃごちゃして好きじゃないと一蹴されました。

 

 

◯オレンジサファイア(合成)
◯ガーネット
◯ピンクサファイア(合成)
 14
×10mm±1mm)オーバル  橙、赤、桃色

ペンダントの枠の中で金具を間に入れて石を吊るし、動きに合わせて石が揺れる“ダンシングストーン”の効果を狙ったトップです。このサイズだと天然石だけで手配するのは難しく、合成サファイアを含めました。

 

あれこれ考えて材料を集めるのはなかなか面白く、実際に作業してみると新たな発見もあったりして、アクセサリー作りも悪くないです。

 

 

 

【本日のお散歩】

今朝も気温は低めながら、気持ちよく晴れてくれました。
ルビーを散歩に誘うと、待ってましたと玄関へ。たったらた、と軽い足取りで、いつものコースを巡りました。