『石のデータベース』
(宝石日誌第114回 (2023年1月22日)より)
今回は少し視点を変えて、宝石関係の情報の調べ方等についてお伝えします。
宝石等について調べるとき、最近はアメリカの「Mindat.org」という鉱物・岩石・隕石等のオープンデータベースをよく参照しています。
https://www.mindat.org

日本語で宝石のことを調べようとすると、宝石商など販売者側のホームページが頼りで、鑑別機関や大学のような客観的な立場からの情報はとても少ない印象があります。
その点英語で探すと、このMindat.org以外にも、幅広く新しい情報が得られるサイトが複数あります。
何ならWikipediaも、日本語のページは、英語版のページから主な記載を翻訳しただけ、ということが多いです(たまに逆もありますが)。
宝石はやはり欧米の文化で、「宝石学」が鉱物学や地質学と独立した一つの学術分野となっているなど、歴史的な積み上げや携わる層の厚みも違うのだろうなと感じます。
(正誤の訂正)
先日ハウライトを紹介するに当たって、Mindat.orgを参照して、ページを流し読みしていたところ「モース硬度は6.5」という記述に突き当たりました。
そんなに硬い石のはずはなく、頭の中に?が立ちました。
他の本やサイトを見ても、ハウライトのモース硬度は3.5と記載されています。
これは誤記載だなと思って、Mindat.orgのContact USページで、誤りと思われる記載があった旨を連絡しました。
すると数時間後(おそらく先方の朝)に早速返信がありました。
『ご連絡ありがとう、確かに誤記載のようだね。
ところで連絡をくれたこのページは「自己紹介」コーナーであって「運営に連絡」コーナーじゃないんだけど、いずれにせよきちんと直しておくよ。当サイトの充実と信頼性向上へのご協力重ねて感謝』
といった感じの回答でした。
元々学術分野での基盤がある上に、こういったたくさんのやり取りも取り込んで、ますますデータベースが充実していくのだろうなと思い、少し羨ましくなりました。
【自分でできるルース加工(番外)】
先月池袋で開催された「東京ミネラルショー」で購入したペンダントトップの空枠に、娘の好きなツァボライトをはめ込んだネックレスが完成しました。

娘は早速昨日外出のときにつけていきました。
なお、実際の作業をしたのは、アクセサリー製作の経験がある妻です。
【本日のお散歩】
今朝は曇り空でした。
ちょっと遅めに散歩に出ましたが、寒いせいか、ルビーは近所をぐるっとまわったところでさっさと家に帰りました。

気温は昨日の方が低かったと思うのですが、太陽が出ていないと気分が乗らないようです。