『珊瑚』
(宝石日誌第14回 (2022年9月7日)より)
第14回 「珊瑚」 (「貝殻と珊瑚」 後半)
【珊瑚】
珊瑚を作るのは、熱帯の海で珊瑚礁を作るのとは違う種類で、深海に生息し、緻密で固い骨格を造る種類の珊瑚で、総称して「宝石珊瑚」と呼ばれます。モモイロサンゴなどが有名です。




私の誕生日は3月なのですが、子どもの頃の図鑑では、誕生石は「モモイロサンゴ」となっていました。
当時から透明感のある宝石が好きだったので、大いに不満に思ったことを覚えています。
珊瑚の中で最も高級とされるのは血赤珊瑚で、特に中国で根強い人気があります。
過去には、中国の漁船が日本の経済水域に大勢で押し寄せ、アカサンゴなどの宝石珊瑚を違法採取したことが問題になったこともありました。
なお、珊瑚の主成分も、真珠等と同じ炭酸カルシウムです。
珊瑚や貝の作る殻は、一部が宝石として珍重されるだけでなく、地中・海中深くに堆積して、長い年月を経て石灰岩になります。
大理石やセメントの原料となるのが、この石灰岩です。
現代のコンクリートの都市は、形を変えた貝や珊瑚の殻で築かれていると言っても間違いではないでしょう。
【本日のお散歩】
関東はこれから大雨の予報ですが、午前中はまだ天候はもっていました。
涼しめだったので、散歩もいつもどおり近所をひと回りしてきました。
