『アンモライト』
(宝石日誌第回 (2022年9月日)より)
10番目の石として、化石にして宝石でもある変わり種「アンモライト」をご紹介します。
【アンモライトとは】
約6,500万年前に絶滅した海の生物アンモナイトの殻に含まれる真珠質の成分が、長い年月の地質作用を経て構造変化し、光を乱反射させて虹色にきらめく「遊色効果」を発するようになったものです。

1981年に世界宝石連盟が正式に宝石の一種として認定したそうです。
モース硬度4と柔らかいので、アクセサリーにするときは、表面を透明な合成スピネルなどでコーティングして強化することがあります。
【アンモナイトについて】
アンモナイトの化石は世界中で見つかります。
大理石の中に埋め込まれていることも多く、例えば東京丸ビル地下1階エレベーターの横の壁にも、見事なアンモナイトの姿が見られます。近くに職場があった頃は、エレベーター待ちの時によく見入っていたものです。

一方で、「アンモライト」が見つかるのは、カナダからアメリカにかけて広がる特定の地層のみです。現地のインディアンには古くから知られていて、バッファロー狩りのお守りとして大事にされていたそうです。
【アンモナイトの分類】
アンモナイトは姿の似ているオウムガイの近縁種とされてきましたが、最近の研究でむしろイカ🦑やタコ🐙に近い仲間だとわかってきたそうです。
オウムガイとの相似は進化の偶然とのこと。どうやら巻貝🐚のようにぐるぐる巻いた形になりたがるのは、ある程度生物界共通のようですね。ルビーも休息時によく丸まってます。

なおこの現象は猫に多く、その姿を表わす「アンモニャイト」という言葉もあるそうです。^_^
【宝石になった化石】
化石が宝石に変化する現象は他にもあり、恐竜の体や卵の化石が珪素を含む成分に置き換えられてオパール化したものが時に発見されて話題を呼ぶことがあります。
オパール化するのは何も生物の体に限られず、中には恐竜の糞化石がオパール化したものもあるそうです。
綺麗かもしれないけどちょっと勘弁、という気もします(「きれいは汚い
汚いはきれい」?)。
【本日のお散歩】
今日は本当に空気が涼しい日でした。
ルビーも朝の散歩が待ちきれない様子で、玄関で催促されました。
夏の盛りに避暑地を訪ね、朝からルビーを散歩させているんだ、と思い込むようにすると、少しリッチな気分になれました。
ルビーはせかせか足早に動き回り、ときにはリードを引っ張って走ってました。
