『セレナイト』
(宝石日誌第123回 (2023年2月2日)より)
セレナイト(Celenite 和名:透明石膏)は独立した鉱物分類ではなく、ジプサム(石膏)の一種です。ジプサムの中で、無色または白の単結晶をセレナイトと呼んでいます。
名前の由来は所説ありますが、青白く光を反射する様が月光のようだったことから、ギリシャ神話の月の女神セレネ(Selene)に因んで命名されたという説が、石の雰囲気と似合っていていいと思います。
セレナイトのモース硬度は1.5〜2程度と、爪で引っかくと傷がつくほどに柔らかい宝石です。
特定方向に割れやすい劈開性もあります。軟らか過ぎてカットを加えにくいセレナイトは、わざと劈開にそって規則的な形に割ったものを売りに出すことが多いようです。
意外に大きな結晶が育つこともあり、過去には12メートルもの巨大な柱状結晶がメキシコのナイカ鉱山で発見されています。
古くは透明な結晶を窓ガラスのように使うこともあったようです。
宝石としては出回らない鉱物ですが、独特の美しさを持つ結晶は、ちょっとしたアクセサリーに使うのに好適と思います。

【本日のお散歩】
今日の空は曇っています。
気温は昨日からそれほど下がっていないと思うのですが、空模様のせいで寒々しい感じがします。
ルビーを最初に散歩に誘ったときは、どうも気分じゃなかったらしく、ハウスの中から出てきませんでした。
昼食後にあらためて呼びかけると、今度は乗ってきたので、セーターを二重に着せて外に出ました。
思ったほど寒くはなく、いつものコース+αで、少しだけ長めに歩いてきました。
