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『サーペンティン』 

宝石日誌第117回 (2023125日)より)


サーペンティン(Serpentine 和名:蛇紋岩)は、緑色と黒の模様に特徴がある珪酸塩鉱物の一グループです。
模様が蛇のように見えることから、ラテン語の「serpentinus(蛇のよう)」を名前に用いています。
サーペンティンというのは一つの鉱物名ではなく、原則として、十数種の鉱物が属する「サーペンティンサブグループ」のことを指します。


サーペンティンサブグループの鉱物は、結晶構造の特徴を元に「アンチゴライト」「クリソタイル」「リザーダイト」という3種類に分かれます。いずれも肉眼では相違がわからないほど相似した鉱物です。

これらの鉱物が単体で産出することもあれば、混ざり合った状態で産出する場合もあり、モース硬度も2.53.5まで(ごく一部は5.5まで)の範囲にばらつきます。

代表的な色は緑と黒ですが、他に白、灰色、黄色、褐色なども見られます。

宝石質で緑色のものは翡翠に似ているため、サーペンティンジェイド(蛇紋翡翠)というフォルスネームが付けられて販売されることもあるそうです。

宝石業界あるあるですが、見かけても基本的には購入非推奨です。

 

サーペンティンは、軟らかく、色合いがいい特質を活かして、古くから彫刻に用いられてきました。
また、変わったところでは、鉱物内にかなりの結合水を含むため、核分裂時の中性子線を減速させる効果があることから、原子炉の遮蔽材としても使われています。

 

 

 

【本日のお散歩】

今朝はこの冬一番くらいの寒い朝でしたが、晴れていたのでとりあえず朝散歩に行きました。
今日のルビーは寒さをものともせず、どんどん走りたがって、ペースを合わせるのに苦労しました。