『エピドート』
宝石日誌第202回 (2023年9月3日)
久しぶりに鉱物の紹介です。
(鉱物特性)
鉱物名 エピドート
宝石名 同上
和 名 緑簾石(りょくれんせき)
英語名 Epidote
硬 度 6-7
劈開性 完全(一方向)、不完全(一方向)
比 重 3.4
屈折率 1.73-1.77
分散度 0.030
複屈折 あり
多色性 あり
主な色 黄、緑、濃褐色、黒

アルミニウムの他複数の金属を含む珪酸塩鉱物の一種です。
鉱物名のエピドートは、エピドート自体を含むグループの名称でもあり、このグループには、宝石として知られるものは少ないながら、クリノゾイサイトをはじめ多様な鉱物を含みます。
なお、以前はゾイサイト(タンザナイト等)もエピドートグループに含まれるとされていましたが、結晶の形が異なることから、現在は別分類となっています。
1801年にフランスの有名な鉱物学者ルネ=ジュスト・アウイ(アウイナイトの名前の由来)によって命名されました。
結晶の幅が広く、一方向に成長しながら増えているように見えたことから、ギリシア語の「epidiosis(増える)」という言葉を当てたものとされています。
和名も同様に、広がった結晶の姿が簾(すだれ)に似ていることから名付けられたと言われています。
強い劈開性があり、割れやすいため、宝石として加工されることはあまりなく、コレクター向きの石と言えます。
(ハンドメイド関連)
いくつかまた指輪を増やしました。
1.トライカラートルマリン
緑、ピンクに、ほんの少しの黄色の3色を示すトルマリンです。
透明度は低く、輝きを活かすファセットカットではなく、丸みを帯びたカボションカットに研磨されています。
素朴なイメージに合いそうなシンプルな枠にセットしてみました。

2.ルビー(合成)
キュービックジルコニアの脇石があしらわれた金色の枠に負けない華やかな石として、大粒1.05ct、ブリリアントカットの合成ルビーを選びました。

3.カラーチェンジガーネット
小粒ながら青緑から赤紫への変色を見せる個性派のカラーチェンジガーネットを、イルカデザインのカジュアルな枠にアレンジしました。


【散歩とか】
昨日今日とまた酷暑が戻った感があります。
散歩は短めで切り上げるようにしました。

花保ちのいいサルスベリもそろそろ見納めでしょうか。
