『パイライト』
(宝石日誌第86回 (2022年12月17日)より)
【愚者の黄金】
パイライト(Pyrite 和名:黄鉄鉱)は、鉄と硫黄がほぼ半々で結びついた硫化鉱物です。
ハンマーなどで叩くと火花を散らすことから、ギリシャ語で「火」を意味する接頭辞 “pyr”をつけた名称が与えられました。

色は淡黄色で金属光沢があります。その色合いから金と間違えられることが多く「愚者の黄金」とも呼ばれます。
(子供の頃に観たテレビドラマ「大草原の小さな家」で、主人公のローラが、川でキラキラ薄い金色にきらめく金属を見つけ、砂金だと思って集めるが実は・・、という話があったのを思い出します)
モース硬度は6-6.5と鉄よりも硬いのですが、湿気に弱く錆びやすいので取扱いには注意が必要です。
単独で装飾品に使われることはありませんが、ラピスラズリなど他の鉱物にインクルージョンとして含まれた場合に、キラキラと淡い金色にきらめく微粒子となって、宝石に特有の美しさを加えてくれます。
自身が主役となることはないですが、脇役として主役を引き立てるタイプです。

【本日のお散歩】
天気は曇り☁️で、いよいよ冬らしくなってきました。
ルビーといつものコースを散歩。
遅めに出たせいか、他のわんちゃんとちっとも出会いませんでした。