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『ラブラドライト』 

宝石日誌第81回 (20221211日)より)


ラブラドライト(Labradorite 和名:曹灰長石)は、フェルドスパーの二大グループのうち「斜長石グループ(プラジオクレース)」に属する鉱物です。

ご想像のとおり、1770年にカナダのラブラドル半島で発見されたことからこの名前があります。

モース硬度6-6.5で、特定方向の衝撃に弱い劈開性があります。

色相は広く、無色、白、黄、オレンジ、ピンク、赤、青などがあります。

しかし、この石を最も特徴付けるのは、色ではなく、特有の光学効果です。

 

◯ラブラドレッセンス
宝石の中には、光を当てたときに表面が虹色に輝くものがあります。オパールやアンモライトがよく知られていますが、ラブラドライトの場合は発生機序が独特であることから、特に「ラブラドレッセンス」(またはシラー効果)と呼ばれています。

これは、ラブラドライトがカルシウム主体のアルバイト(曹長石)とナトリウム主体のアノーサイト(灰長石)が混ざり合った固溶体であることに原因があります。

 

ラブラドライトの中は、アルバイトとアノーサイトの薄い層がいくつも積み重なった構造になっているのですが、結晶が生成される長い歳月の間に、マグネタイトやヘマタイトといった金属鉱物が、結晶の間にいわば間借りする形で薄い層を作ってしまうことがあります。

この金属鉱物の層が、差し込んだ光を散乱させることによって、特有の虹色の輝きが生じます。

 

ラブラドレッセンスの表れ方は、層の厚さや屈折率の違いによって千差万別です。

そのことがまたラブラドライトの魅力を高めているように思います。

 

 

 

【本日のお散歩】

今朝は朝食の後、ルビーが私の膝の上で二度寝したので、散歩に出たのは10時過ぎでした。

襟のある服を着たので、少し大人っぽく見えます(^^)
すれ違った子供連れの家族が、可愛いね、可愛い服だねと、とほめてくれました。