『キャシテライト』
(宝石日誌第60回 (2022年11月6日)後半より)
【錫石 キャシテライト】
キャシテナイト(cassiterite 錫石)の酸化鉱物です。
錫を含むことからギリシャ語の「kassiteros(錫)」が名前の由来となったと言われています。
キャシテライトは宝石としてよりも、錫を抽出するための原料鉱物としての利用の方が遙かに多いそうです。
宝石質のキャシテライトは、モース硬度6.0〜7.5と硬めですが、衝撃に弱い劈開性があります。

比重が6.80〜7.13(ダイアモンド0.44、辰砂8.0〜8.9)と重いことが特徴です。
重さに比して体積が小さいため、同じカラット数でも他の宝石より小粒となります。カラット数だけで選ばないよう注意した方がよさそうです。
角度を変えると違う色に見える多色性があり、ダイアを超える分散度(光線が虹色に分かれる性質)があります。
色は茶色、濃茶色、黒、ダークブラウン、グレー、赤、無色など、幅広い色合いが存在します。
モアッサナイト、スフェーン、スファレライトなどと同様に分散度が高いことから、特にブリリアントカットを施した場合にきらめきが際立つ宝石です。
【本日のお散歩】
今日もいい天気です。
朝食後のんびりしていると、ルビーに散歩を催促されました。
