『ダンビュライト』
(宝石日誌第56回 (2022年10月31日)前半より)
ダンビュライトは、あまり馴染みのない石だと思います。
カルシウムとボロン(ホウ素)の珪酸塩鉱物で、1839年にアメリカ コネチカット州のダンベリーで最初に発見されたことから、ダンビュライトと名付けられました。

基本はカラーレスのイメージの宝石です。光の分散度が高いことから、ダイアモンドの代用石の一つとされた時期もあったようです。
モース硬度は7.0〜7.5と高く、劈開性もないので、宝石としてのポテンシャルはなかなかのものです。
色は無色の他にも、ピンク、イエロー、ゴールド、グレーなどのバリエーションがあるようですが、そもそも宝石質の原石が珍しく、あまり市場では見かけません。
流通は少ないですが、稀少性があるというほどでもなく、どちらかと言えばコレクター向けの宝石というイメージです。