『フェナカイト』
(宝石日誌第92回 (2022年12月25日)より)
フェナカイト(Phenakite 和名:フェナス石)は、ベリリウムを含む珪酸塩鉱物の一種です。
ベリリウム含有鉱物は、エメラルドなどのベリル系の石が代表格ですが、フェナカイトは唯一アルミニウムを全く含まないという特徴があります。
見た目や性質がクォーツと類似しており、間違われることが多かったため、ギリシャ語の「惑わす者」を意味する言葉から派生した「phenax」という用語をもとに命名されました。
※研究者が化石をモササウルスのものと間違えたことがあったから、「惑わせる(Apate)」「竜(saurus)」と名前をつけられたアパトサウルスのことを思い出します。
せっかくブロントサウルスというカッコいい名前があったのに。中国語だと「迷惑竜」で、迷惑なのはどっちだ、と文句の一つも言いたいでしょうね。
モース硬度は7.5-8とコランダムに準じる硬さです。
屈折率が1.65 – 1.67と高く、ダイアモンド(2.4)には及ばないものの、ブリリアントカットを施すとよく輝きます。

色は無色のものが中心ですが、ピンク、黄色、褐色なども見られるようです。
産地は世界各地にあるのですが、特に宝石質のものの産出は少なく、そのため稀少石の一つとなっています。
【本日のお散歩】
よく晴れて気持ちのいい朝でした。
朝食のおかわり分を食べ終わったルビーが散歩をせがんだので、着替えて外に出ました。
いつもの公園であちこち探検しました。
