『MJC秋のジュエリーフェア』
(宝石日誌第203回(2023年 9月8日)より)
金曜日の夕方、会社帰りに京セラ株式会社開催のジュエリーフェアに立ち寄りました。

元々MJCというのは、長く三菱マテリアルのブランドでした。
ジュエリーフェアの歴史も長く、私も何かをきっかけに、20年くらい前から時々足を運ぶようになっていました。
数年前に三菱マテリアルはジュエリー販売から撤退し、MJCブランドは京セラに事業譲渡されました。
そのためなのか、大きな流行が変わったせいなのか、十数年前と比較すると少し雰囲気が変わった気がします。
店の選別が進んで、また、カラーストーン(色石)の割合が随分増えたと思います。
今回の展示では、新たに7月の誕生石になったスフェーンのジュエリーがたくさん売られていたのが印象に残りました。
何百万円もするトップクラスのスフェーンの指輪なども複数置いてありました。元々ダイヤモンドをしのぐ光の分散を誇る石なので、質の良い石を丁寧にカットした指輪は、光の下でキラキラときらめいて、実に美しいと感じました。
あまり知られていない石でしたが、こうやって少しずつ人気が上がっていくのかもしれません。
極上のラブラドライトのジュエリーにもびっくりしました。
ラブラドライトは安めの石で、宝石・貴石というよりカジュアルジュエリーの定番という印象だったのですが、初めて数百万円の指輪を見ました。
値段にもびっくりしましたが、その美しさにも驚きました。
丸みを帯びてスッと透き通った石の中で、ラブラドライト特有の白い輝きが踊っています。紛れもなくラブラドライトの特徴なのですが、これまで見てきたものとは次元の異なる美しさです。
「石の中にオーロラを封じ込めたような」という形容を思いつきました。それでも決して大袈裟な表現ではありません。
売り場の人によると、ここまで品質の高いラブラドライトを扱うのは世界でも一社しかなく、いつでも買えるわけではない、今回は運良く入手できたので、フェアの目玉の一つとして持ってきた、とのことでした。
場内撮影禁止だったので写真をお見せできないのが残念です。
今回戦利品は購入しませんでしたが、来場記念ということで、小さなキュービック・ジルコニアの付いたシルバーネックレスをいただいて帰りました。


可愛らしいデザインを娘が気に入ってくれました。
【散歩とか】
今朝の散歩のときはまだ路面は濡れていて、ほとんど感じないほどの、霧のように細かい雨が少し降っていました。


空気がいい具合に涼しくてルビーの足取りも軽くなってました。
先日散歩中に行きあった方から、ルビーのことを「まだ仔犬なんですか?」と聞かれました。
小さいのと、人懐っこいのと、好奇心が強くて散歩のときもあっちこっちちょこまか動くのとで、仔犬ですかと聞かれるのは珍しくありません。
こんな風にいつまでも元気に歩きまわっていてほしいものです。