『ミネラルフェスタ in 東京』
(宝石日誌第198回(2023年 8月13日)より)
東日本橋で開催された「ミネラルフェスタ in 東京」の最終日に会場へ行ってきました。

暑いさなかで、雨が降ったり止んだりと、コンディションはあまり良くなかったですが、なかなかの盛況でした。
会場にはこれまで知らなかった名前のお店が出ていたり、個性のある店が活発に新規参入している印象です。
業界は違いますが、投資信託の世界では、新興の投信会社やファンイベントに集まった意見が証券会社や監督当局を動かし、高コスト短期売買型の投信に代わって、低コスト積立商品が主流となる動きにつながりました。
もし似たようなことがいずれ宝飾業界で起きるとすれば、その発信源はこうしたイベントに集まる新興の宝石商・ジュエリー販売者やファンたちが中心となるかもしれません。
さて今回も、数は減らすようにと自分に言い聞かせつつも、やはりいくつかは記念の品を集めてしまいました。
1.ニミットジェムスさん
私にとってのミネラルショー定番、行きつけのお店です。
◯ ブルーサファイア 1.65ct (非加熱 スリランカ産)


高級品とされる「コーンフラワー」や「ロイヤルブルー」ではない普通のサファイアですが、カットが端正で、照りがとてもいいので、と顔なじみのTさんにお勧めされました。
人気の商品に鑑別書を付けて安心感で買ってもらうことに加えて、いわゆるブランド的な価値はそれほど高くなくても、自分の目で見てこれは美しいと思う品にも力を入れていきたい、とおっしゃっていました。
(ニミットジェムス:https://nimitgems.jimdofree.com
X:https://Twitter.com/@Nimitgemsjapan)
2.GEMHOUSE彩(Dearest)さん
今回初めてお訪ねしました。
◯パライバトルマリン 0.21ct プリンセスカット アフリカ産 イーダーオーバーシュタイン社のカット


ダイヤモンドではときどき見かけるプリンセスカットですが、パライバトルマリンでは初めて見ました。
十数年前に、ドイツのイーダーオーバーシュタインという彫金、宝石彫刻で有名な街の職人集団の会社にカットを発注したときのロットの残りだそうです。
ルーペでじっくりカットを見ましたが、確かにとても綺麗なものと感じました。
◯ オレンジサファイア 0.35ct
今回の会期中に、X(旧Twitter)で事前連絡してブースを訪問すると、抽選で賞品が当たるという企画があって、ルースプレゼントが当たったものです。

照りもカットもいい感じですので、何かアクセサリーに活用したいと思います。
(GEMHOUSE彩(Dearest):https://sweetdiary2.thebase.in
X:https://Twitter.com/@DearestFactory)
3.イノセ宝石さん
何度かルースを購入させていただいています。特価品でも品質がいいという印象を持っています。
◯チタン酸ストロンチウム 1.55ct
別名 スターリリアン・ダイヤモンド


1950年代にダイヤモンドの代用石として開発された合成石です。
屈折率が2.409とダイヤ(2.417)に匹敵する上に、分散度が0.190 とダイヤ(0.044)の4倍以上もあり、虹色のきらめき(ファイア)が非常に強いのが特徴です。
あまり市場に出回っておらず、今回見つけられてラッキーでした。
(イノセ宝石:http://www.inosehouseki.com
X:https://Twitter.com/@inosehousekito)
4. ジェムワークスさん
以前二、三度ルースを購入させていただいています。掘り出し物が見つかることがあると思っています。
◯ファイアオパール 0.54ct
エチオピア産のファイアオパールには、鮮やかなオレンジのものが多いですが、これは少しオレンジの入った綺麗な赤でした。


並んでいる中から一番照りのいいものを選んだら、たまたま値段も一番安かったので得した気分になりました。
(インスタグラム:「ジェムワークス」で検索してください)
思ったより買い込んでしまいましたが、一つひとつ納得感のある買い物ができて、満足感高めの日になりました。
【散歩とか】
暑くならないうちに散歩と思うと、自然と休日も朝は早めになります。
ルビーがあまり疲れないように、いい具合に体が温まったら、抱き上げて家まで連れて帰っています。
家ではもっぱら寝るのが仕事。私も寝るのは得意なのでよく一緒にごろんとしてます。
