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『渋谷ミネラルマルシェ』 

(宝石日誌第169回(2023521日)より)

日曜日に、渋谷ヒカリエで開催された、宝石・鉱物イベントの「渋谷ミネラルマルシェ(地球が創った宝物展)」に行ってきました。

 

思えば1年前に、場所も同じヒカリエでのミネラルマルシェに娘を連れて出かけたのが、私のミネラル関係イベントデビューでした。

それをきっかけにルースのコレクションを始め、1年で随分増えました(最近ちょっと配偶者の目が怖くなってきました)。

 

今回は昨年に比べると出店数が少なかったと思います。

同じ日程で、横浜でもミネラルフェスタをやってたんでしょうがないかと思います。

この1年でみても、コロナ行動制限緩和の追い風もあって着実に人出は増えてますから、人気がなくなってきたわけではないでしょう。

 

先週「浅草橋石フリマ」に行ってきたばかりですし、買い物は控えめに、と考えていましたが、ここまで足を運んだ記念にと、ついついいくつか買ってしまいました。

以下、戦果報告します。概ね硬度順で。

 

 

◯ファンシーダイヤモンド

 LEDの光の下だとなぜかライトグリーンっぽく見えますが、実際にはうっすら褐色がかっています。

自然に算出するダイヤの多くは、窒素が混ざることで黄色みが入ったり、茶色になるそうです。

ナチュラルファンシーカラーですが、ダイヤのカラー等級ではグレードの低いもので、値段も安くなります。

<購入:アニダイヤモンド>

 

 

◯ミントグリーンダイヤモンド

 こちらはナチュラルではなく、トリーティッド(加工された)ダイヤとなります。

色があまり良くないダイヤの結晶に、高エネルギーの中性子線や電子を衝突させて、さまざまな色合いに変化させます。

トリートメントと言われますが、染料等で染めるのと違って、一度変えられた色合いは半永久的に維持されます。

実際に経年変化を長期間モニタリングした実績はまだないので、数万年も経過すれば色褪せてくる可能性はありますが、その結果を見届けるのはちょっと難しそうです。

どちらにせよ、およそ101500乗年後にはどの石も軒並み鉄屑に変わる(または消えてなくなる)でしょうし、あまり気にしても仕方ないかなと思います。

トリートメントされた石は大幅に市場価値が下がることが通例ですが、石自体が美しく見えるかどうかの方が重要と思っているので、私はトリートメント肯定派ということになります。

<購入:ファンシータイガー>

 

 

◯ダイヤモンド原石(八面体結晶)

 ダイヤの自然な結晶の形である八面体で、切り出したままの原石です。採掘されたときのダイヤがどんな姿をしているのか、近いイメージがつかめて面白いので買って帰りました。

<東洋ルース>

 

◯合成ピンクサファイア

 高温環境で、アルミニウムの微細な粉末を酸素と混ぜて溶かして結晶させた、熱溶融法による合成コランダムの一種です。

この類の石は、サイズが大きくなると途端にオモチャっぽくなるので、むしろ小粒でキラリと光るくらいの方が、合成石の長所である曇りのない美しさを発揮できると思います。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯ピンクスピネル

 両端が尖ったマーキス型のスピネルです。
アクセサリーに使いにくい形ですが、うまく工夫できないか考えてみようと思います。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯モルガナイト

 微量のマンガンが入って淡いピンク色に光る宝石で、エメラルドと同じベリルという鉱物の一種です。LED照明下で、iPhoneで撮影すると、写真ではほぼ無色のように見えます。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯ミントグリーントルマリン

 グリーントルマリンは濃い緑のものが多いのですが、色が明るく軽快な印象が珍しい気がして買いました。

トルマリンは宝石の中でも特にカラーバリエーションが豊富で、魅力的なものが多いです。

Tesoro-K

 

 

◯インペリアルガーネット

 コニャックのような黄色のグロッシュラーガーネットを、正式名ではありませんが、インペリアルガーネットと呼んで売っているものです。おそらく、色合いがインペリアルトパーズに似ているところから付けられた名前でしょう。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯モスアゲート

 苔瑪瑙(こけめのう)と訳されます。インクルージョンが表面に苔が生えたような風情を醸し出しているアゲートがそう呼ばれます。

今回入手した石は、多分染色しているのだと思いますが、明るくポップな色合いが気に入りました。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯ブラックオパール(ペンダントトップ)

 この石もおそらく炭化処理で色を鮮やかにしたものではないかと思いますが、深みのある青が悪くないと思いました。

家に帰ってから、写真を撮ろうとLEDライトの光を当てて初めて気がついたのですが、光の角度によって、遊色が青、赤、緑と移り変わって実に綺麗です。

今回はポジティブサプライズでしたが、この種の石を買うときには、できるだけ色々な種類の照明を、角度を変えてじっくりと見るのが大事だなとあらためて思いました。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯グリーンアパタイト

 硬度が低くて傷つきやすい石ですが、爽やかな色合いでファンの多い石です。

パライバトルマリンに似たネオンブルーやライトグリーンのものが特に人気があるようです。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯カイアナイト

 この石はこれまで見てきたカイアナイトの中で最も青が濃く、普通の照明の下だとほぼ黒に見えます。

強い光を当てると青い影が現れて、初めて真の色がわかります。

ちょっと神秘を感じさせる石です。

<アニダイヤモンド>

 

 

◯カラーチェンジフローライト

 明るい青の石に、白熱球の光を当てるとピンクに染まります。

アレキサンドライトほど強い変色ではありませんが、美しくポップな変身ぶりです。

上の子が好きな石なので、お土産として買いました。

<アニダイヤモンド>

 

 

数えてみると13石でした。

財布の制限を自分に課していたので、ほとんど全て掘り出し物コーナーから発掘した石です。

こういった宝探し気分が味わえるのも、ミネラルイベントの大きな楽しみです。

 

 

 

【散歩】

昨日の散歩はルビーがやる気を見せて、海に向かう道を、たったかたったか走りました。

行き合うわんこにも積極的にコンタクトを取っていて、おとなしそうなわんこが引き気味なのに、ルビーがぐいぐい近づいて匂いを嗅ごうとするので、飼い主さんに「元気ですねぇ☺️」と笑われたりしました。

 

ともあれ、調子が良さそうなのはありがたいです。

 

あまり植えているのを見かけないピンクの花のヤマボウシが近所にあったのを見つけました。

 

つるバラの「バレリーナ」も花盛りです。